難症例への対応

森本歯科医院の難症例への対応

インプラント治療は、失った歯を補うための治療法として大変優れています。しかしながら、単に顎の骨にインプラントを埋め込むだけで終わる手術というのはほとんどなく、全体の7~8割がインプラントを埋め込む手術の際に造骨や移植など骨を作る処置を併用しなければなりません。

なぜならインプラント治療を受けられる患者さんは、高度の歯周疾患や外傷などで歯を失っているケースがほとんどであり、インプラントを埋め込むのに十分な骨量がないことが多いからです。そのようなケースでは造骨や移植など骨を作る処置を併用しなければインプラントを植立できません。

森本歯科医院では、そのような難症例のケースに対応できるよう、高度な歯科治療法を採用しており、あらゆる症例にインプラント治療を行うことが可能です。骨欠損が小さい場合には自家骨移植や人工代用骨を用いたり、再生療法であるGBR法を併用したりしています。

また、骨欠損が大きく初期固定ができない場合には当医院が考案したF.F.A.I.テクニックを、上顎臼歯部の骨欠損にはサイナスリフト(上顎洞底拳上術)、ディストラクション(仮骨延長法)などを併用しています。

F.F.A.I.テクニック GBR法 サイナスリフト
ディストラクション PRP法 All-on-4

F.F.A.I.テクニック

当医院が考案したインプラント併用術式です。強度の骨欠損の症例に対し、チタンフレームを用いて最終的な骨の形態を確保します。F.F.A.I.テクニックにより理想的な位置にインプラントを固定できます。

1.切開線の設定 2.歯肉の切開と弁形成 3.インプラントを取り付けた
チタン製フレームの固定
4.GBRのためのメンブレンの設置 5.縫合 6.終了

GBR法

インプラントを固定する顎の骨の高さや幅が不足している場合に行います。骨が不足している箇所を膜で覆うことで、骨組織以外の組織の侵入を阻止しながら骨を作るスペースを確保し、骨の再生を促します。

1.歯槽骨の吸収が激しく、歯根が露出しています 2.歯が脱落した部分は、歯槽骨の吸収がさらに激しくなります 3.歯槽骨の吸収が著しいのでインプラントの表面が露出しています
4.骨組織を再生させたい部分に、生体材料でできた専用の膜で骨を作りたい部分を覆います 5.骨が再生されインプラントが生着すると、人工歯(上部構造)を製作して装着します 6.歯肉を元に戻した状態です。必要な骨が再生されることで、歯肉の形態も美しくなります

サイナスリフト

顎の骨の量がインプラントを植立するのに不十分な場合に用いられます。上顎の骨の内部にある上顎洞を剥離して挙上させ、移植骨や骨補填材を挿入して上顎洞の底部を押し上げることで骨を補います。

1.歯がないと骨の吸収が進行します。上顎の場合は、図のように上顎洞の拡大する可能性があり、骨はさらに薄くなります 2.歯が脱落した部分は、骨の吸収がさらに激しくなります
3.骨の薄い部分の上顎洞底部を剥離し挙上させ、移植骨や骨補填材を填入します。インプラントを同時に埋入する場合と、骨の造成が完了してから埋入する場合とがあります 4.骨が再生されインプラントが生着したら、人工の歯(上部構造)を製作し装着します

ディストラクション

インプラントを植立するのに骨が大幅に不足している場合に用いられます。骨片を持続的に牽引することにより骨新生を促します。

1.ディストラクションを行う部位の粘膜を切開剥離します 2.ディストラクターを取り付ける位置を決め、ドリルや骨ノミを使って骨片を作製します
3.ディストラクターを取り付けます 4.ディストラクターを少しずつ(1mm/day)広げ、骨を作りたい位置まで骨片を牽引します

PRP法(PRP=多血小板血漿)

インプラント手術の際に患者さん本人から採取した血液中にある血小板を濃縮させ、治療に用います。PRPは治癒を促進させる作用があるため、骨造成の時間を短縮することができます。また、患者さんご自身の血液を使用するので、安全性が高くなります。

血清成分と血球成分に分かれます。このうち、血漿部分と血小板がもっとも多いとされる部分を取り出します 血清成分と濃縮血小板に分かれます。このうち、濃縮血小板を取り出し、PRPとして利用します

All-on-4

All-on-4は、インプラントを骨のある部分へ斜めに埋め込み、力を広く均等に配分する治療法です。埋め込むインプラント数を最少4本に抑えることができます。抜歯からインプラントの埋め込み、仮歯の装着まで、1日で行うことが可能です。

All-on-4によるインプラントの配置

最終ブリッジの取り付け

※基本的には、すべての歯を失った方にインプラント治療を行う場合には、8~14本のインプラントを埋め込むのが一般的です。All-on-4による治療法は歴史が浅くリスクも否定できないため、将来的にインプラントの本数を増やすなどの処置が必要になる可能性があります。

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